映画 「オーケストラの少女」2016年10月21日

☆☆☆☆☆

指揮者の藤岡幸夫さんが、ブログで紹介されていたので見たくなって、購入。

ストーリーは単純で、失業中の音楽家の娘パッツィーが、奮闘して、父とその仲間のオケを世に送り出すという、娯楽ものである。主役のパッツィーを演じるディアナ・ダービンの可憐さと、実名で登場する、巨匠、レオポルド・ストコフスキーの指揮のカッコよさで、とても楽しい映画になっている。

この映画を見て、指揮者や演奏家を目指した音楽家が沢山いるらしいが、確かに、音楽家を魅力的に描いた作品である。

登場するオーケストラは、当時、ストコフスキーが常任指揮者を務めていたフィラデルフィア管弦楽団。オケのリハーサルに忍び込んだパッツィーが、オケの演奏に合わせてハレルヤを歌うシーン。歌声も綺麗で、感動ものだ。

戦場のピアニスト2016年01月22日

ナチス将校を前にポロネーズを弾く場面
戦場のピアニストを、itune store のレンタルで見た。

とにかく、ナチスドイツの残忍さに目を覆いたくなる。その非人間性が、これでもかというほど描かれ、漸く最後に、音楽を愛するナチスの将校が現れ、主人公のユダヤ人ピアニストを助ける。実在のピアニスト、シュピルマンの自伝に基づく映画である。戦場に流れるショパンのバラードが美しい。

この映画を、ドイツ、ポーランド、イギリス、フランスが合作で作ったということに驚く。欧州の国々は、こういう歴史認識を共有し、それでも、それだからこそ同盟を結び、交流を深めているのか。歴史の記憶とどう向き合うのか、難しい問題であるが、我々も正面から過去を見つめて、隣国と認識を共有できればいいのだが。
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