京料理とバッハ2016年07月16日

毎年この時期は、故あって、高瀬川沿いの京料理のお店「くりた」を娘と訪れる。今年は、二人の予定が合う今日の昼、祇園祭で賑わう、京都に行ってきた。

「くりた」の料理は、旬の素材を活かして、一品一品、手間をかけたもので、日常では味わえない贅沢を堪能できる。今日は、新銀杏、鱧の肝、タコの子、琵琶湖のアユ、などなど。清潔な内装、クラシック音楽のBG、大将とおかみさんの気さくな接客もうれしい。

八寸

琵琶湖の鮎

今日の食後のお菓子は、行者餅。これは、一年に一日だけ、宵山の日だけ販売されるというありがたいお菓子。「くりた」の大将が、朝から並んで買ってきたという話で大いにもりあがる。これが、山椒入りの白みそ餡が入った、クレープのようなお菓子で絶品。

行者餅

その後、大阪に戻り、フェニックスホールで、イサン・エンダースの「無伴奏チェロ組曲 全曲演奏」を聞く、イサン・エンダースは、ドイツ生まれの28歳。20歳で、シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェロに就任という鬼才。

演奏は上手いし、3時間近くの演奏で集中力を切らさないのもすごい。だか、この演奏家ならではという味わいは、まだ感じられない。40歳、50歳での演奏を、(私が生きていれば)聞いてみたいものだ。

残念な音楽と満足な料理 人生は帳尻が合うのか・・・2016年05月12日

ゴールデンウィークに、久しぶりに会った知人とクラシックのリサイタルに行った。これが、大外れ。先日のチェロ教室の発表会にはお金を払っても聴きたい演奏が幾つもあったが、今日のリサイタルは、遠慮なく言ってしまうと、(プロとしては下手くそすぎて)無料でも聴きたくない演奏であった。ソリストは普段はジャズ系の演奏をする人らしく、音楽家としてこういう(クラシック)音楽も勉強が必要と思いチャレンジしました、というようなことを言ってたが、お金を取ってやるかね?

ぶつぶつ言いながら、ネットで見つけたコネクションという西天満のイタリアン(料理名を見るとイタリアンとフレンチのミックス)・ワインレストランに入る。ゴールデンウィークのオフィス街、時間も早いということで、客は我々とカウンターの一人のみ。落ち着いた店内、凛としたシェフ、人当たりのいいソムリエ二人が迎えてくれる。 

前菜に、本日の鮮魚(鯛)のカルパッチョ、パテ・ド・カンパーニュを頼む。前菜からして、料理がとても丁寧。カルパッチョは香草の取り合わせがよく、桁外れに美味しい。スパークリングワインとよく合う(どう美味しいかと言われても、表現力がなく、伝えられないのが残念)

その後は、シャルドネを飲みながら、桜海老のショートパスタ、ローストビーフのわさび添え。どの料理も、味、見た目、量とも、文句の付けどころがない。パンとオリーブオイルも絶品。

ホールの横にガラス越しにワインセラーがある本格的なワインレストランであるが、我々のようなワイン通でない客にも見下した感じは全くなく、楽しい時間が過ごせた。

音楽が残念だった分、料理で満足して、帳尻の合った一日であった。こんな日は、珍しい。

神戸牛と音楽と2015年07月12日

今日は娘と神戸で落ち合って神戸牛を食べました。神戸プレジールというJA兵庫直営店ですが、農協のイメージとは程遠い高級感あふれるお店です。鉄板焼きが人気で、予約はホームページから出来ますが、ひと月先までほぼ一杯です。今回は、8000円のサーロイン(100g)のコースとフィレ(80g)のコースで、お肉は半分ずつ混ぜてもらい食べ比べ。これはフィレの圧勝です。当たり前ですかね。地元の野菜を使ったサラダや焼き野菜、それにグラスで注文した神戸ワインも大変おいしく満足、。食事が終わると、鉄板焼きのカウンター席から、ラウンジに移動して、デザートと飲み物で寛げるのもいいですね。

食事の後は、ハーバーランドを散策したのですが、リサイクルショップ(雑貨屋?)の片隅にLPが箱に沢山、300円均一で売られていました。玉石混交ですが、歌謡曲や名曲アルバムみたいなのに混じって、まともなクラシックの盤がちらほら。以下の6枚を買って来ましたが、盤もジャケットも綺麗で、なかなかお買い得でした。

モンテヴェルディ マドリガーレ集 第5巻 ルーリー
ブラームス 4番 ワルター
チャイコフスキー 5番 ムラヴィンスキー
バルトーク 弦打チェレスタのための音楽 ライナー
メンデルスゾーン スコットランド カラヤン
マーラー 大地の歌 ワルター
ドビッシー 牧神の午後への前奏曲他 マルティノン

ヤフオクで見ても1000円前後のものが多く、特にモンテヴェルディのマドリガーレ集は、中古屋さんで4104円で売られていました。400年前に作られた綺麗なハーモニーの恋の歌です。ネットや専門店の販売だと相場を確認して売られているのですが、このような雑貨屋さんだと十把一絡げなので、お得な買い物ができますね。

折から「まちじゅうフルートコンサート」という企画が進行中だったようで、宝塚笛の会 "Violette Lien" というお嬢様達のフルート6重奏を聴くことができました。サウンドもヴィジュアルもなかなか綺麗でした。惜しむらくは観客席がもう少し埋まって欲しかったですね。折角の企画ですから。ところで、神戸はフルートのまち、ということですが何故なのかな。今日は、来しなにも帰りしなにも、大阪でチェロケースを担いだ人を見ました。チェロも何かイベントがあったのでしょうか。

神戸牛を食べに来て、音楽も楽しめて、掘り出し物も見つけて、楽しい一日でありました。
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