日本センチュリー交響楽団 第218回 定期演奏会2017年07月10日

月7日のセンチュリー交響楽団第218回定期演奏会。今回は、指揮者もチェロ奏者も初めて。指揮のコヴァーチュさんは、東京フィルの名誉指揮者も務めるハンガリーの巨匠らしい。

最初のリストの交響詩、オケを歌わせる指揮者のコヴァーチュさんの体の使い方が素晴らしい。背が高いからか、指揮台を使わない。広い床を使った脚の動きが、こんなに表現豊かな指揮者も初めてみた。タップを鳴らしそうな脚の動き。それに応えるセンチュリーも素晴らしい。豊かな表現力の交響詩を聴くことができた。

2曲目は、チェロのマインツさんのソロで、シューマンのチェロ協奏曲。いきなり、マインツさんのチェロの音色の優しさ、美しさにびっくり。何とも甘い音色で、私のイメージのシューマン、チェロ協奏曲とは違う。私の中では、デュ・プレが弾いているように、恐ろしげな、音楽なのだが。あまりに音楽が優しいので、不覚にもしばらく意識を失ってしまった。目が覚めるともうフィナーレ。北口さんとの掛け合いを楽しみにしていたのに、聞き逃した。

今年はコダーイの没後50周年ということで、後半は、コダーイの曲が続く。ハンガリーの伝統音楽からテーマを取ったという「飛べよ孔雀」による変奏曲と、ガランタ舞曲。さすがにハンガリーの巨匠コヴァーチュさんの指揮、美しく、雰囲気のある演奏だった。

今日は、松浦 奈々さんはお休みで、コンマスは首席客演の荒井 英治さんでした。荒井さんといい、チェロの北口大輔さん、ヴィオラの丸山奏さん、とセンチュリーの首席は素晴らしい人材が揃っている。

2017年7月7日(金) 19:00開演
ザ・シンフォニーホール
指揮:ヤーノシュ・コヴァーチュ
チェロ:イェンス=ペーター・マインツ
プログラム:
 リスト:交響詩「前奏曲」 S.97
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
 コダーイ:ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による変奏曲
 コダーイ:ガランタ舞曲
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