センチュリー交響楽団 いずみ定期演奏会 No.342017年03月05日

センチュリーのいずみ定期、ハイドンマラソンを聴くのは3回目になるが、毎回面白く、外せない演奏会になった。

今回は、16、37、100番の3曲に、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲4番という構成。演奏は、ハイドンの時代の様式を考証して、編成を工夫している。16番と37番は、通常の半分位の人数、100番は少し増やして重厚感を増していた。このオケで聴くハイドンは、いつも新鮮で、これまでCDで聞き流していたものが、こんなに面白かったのかと気づかされる。

演奏のテンポ感が良いのは、飯森さんの指揮もあるが、コンミスの松浦奈々さんのリズム感によるところもありそうだ。曲のリズムに合わせて体を大きく揺らす彼女の演奏スタイル、頭の動きがとてもチャーミングで、視覚的にも魅せられる。今回のような小編成の演奏では、とくに目立つ。

100番は、ロンドン交響曲の一つで、「軍隊」の愛称で呼ばれている。沢山の鈴を付けた打楽器、シェレンバウム(写真)のシャンシャンという音と、軍隊ラッパを模したトランペットのパパパパーンというファンファーレが、ハイドンの時代にタイムスリップさせてくれた。


2017年3月3日
いずみホール
指揮:飯森 範親
ヴァイオリン:漆原 朝子
ハイドン 交響曲 第16番 変ロ長調 Hob.I:16
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
ハイドン 交響曲 第37番 ハ長調 Hob.I:37
ハイドン 交響曲 第100番 ト長調 Hob.I:100「軍隊」

チェロレッスン 63回目2017年03月05日

昨日のレッスン、Werner、Book3の2ページめ最初の課題とLee のNo.3は、二度ずつ弾いて、まあいいでしょう、ということで、早々に、Vivaldi RV47 に移る。

今回、オーフラ・ハーノイの演奏をコピーして、1楽章の修飾音で、前打音から初めてトリル3回で練習して行った(前回レッスンまでは、一番簡単な、親音符から初めてトリル一回だった)。先生からは特にコメントはなかったので、気にいっていただけたと思う。

4楽章は、16分音符の連続を弓を返して弾く、軽快なAllegro の曲なのだが、腕全体を動かしているので速度が上がらないようだ。先生が、私の真似をしてくださるのだが、シンバルを叩く玩具のサルみたいで笑える。手首で弾く練習が必要だ。

1楽章は一応弾けるようになったので、8分音符にしっかりビブラートをかけて、3連符の頭をテヌートで延してみましょうと、曲作りの指示をいただく。3連符の頭を延すのは、ビルスマの演奏を聴いてやりたいと思っていたことなのだが、いざやれと言われると、ハーノイの演奏で練習していたので、直ぐにはイメージが湧かなかった。

帰宅してから、どんな曲作りをしようかと、色々な演奏を聴いてみる。ナクソスミュージックライブラリーで検索すると、同じ音源でレーベルが違うものを除いても、14もの音源がある。これらを聴いてみると、それぞれの違うこと、甚だしい。バロックピッチかモダンピッチかの違いはさておき、装飾音の入れ方、速度、強弱、スタッカートかスラーか、繰り返しの入れ方、等々、演奏者によって様々に工夫されている。特に面白いのが、ディールティエンスとアンサンブル・エクスプロラシオンの演奏。変奏曲と言ったほうがいいんじゃないというほど手が入っているが、素敵だ。ナクソスのアカウントを持っていなければ、下の写真からリンクしているアマゾンのサイトで試聴できる。

先生にはあまり色々聴くとどうしていいかわからなくなるよと注意されているので、演奏の参考にするのは、ハーノイ版とリンデン版のオーソドックスな演奏に絞ろうと思う。

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団2017年03月16日

ウルバンスキ指揮、北ドイツ放送エルプフィルハーモニー交響楽団の大阪公演を聴いた。

ウルバンスキはポーランド出身の気鋭の若手で、昨年までは東京交響楽団の首席客演指揮者も務めていた。すでにベルリンフィルにもデビューしている。演奏は緻密で、正確さと情熱が上手くバランスしている。全部、暗譜で振っているのは驚く。

ピアノのアリス=紗良・オットも、20代ながらオーラがある。ピアノが休止の間に見せる音楽に陶酔した表情、演奏の時の美しい腕の動きにも魅せられた。

ベートーヴェンのコンチェルト3番では、アタッカを採用していた。特に第1楽章の終わり、弾き終えた奏者の動きが、マネキンチャレンジのように止まり、音の余韻だけが空間に漂い、聴衆も息を止める。10秒もその状態が続いただろうか。宙に凍り付いたアリスの右手が解き放たれて、第2楽章が始まる。素晴らしく効果的な演出だった。

日時 2017年3月15日(水)  開場18:00 開演19:00
会場 大阪/フェスティバルホール
出演
管弦楽:
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)
指揮:
クシシュトフ・ウルバンスキ
Krzysztof Urbański
ソリスト:
アリス=紗良・オット(ピアノ)
Alice Sara Ott, Piano

演奏曲目
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 ハ長調 Op.72b 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37<ピアノ:アリス=紗良・オット>
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30

チェロレッスン 64回目2017年03月19日

今回も、WernerとLee は、15分ほどで切り上げ、早々に、Vivaldi RV47 に移る。

第1楽章、前回、上から入れることに形を決めたトリル、中指が親音で、小指や薬指で装飾音を入れるところが難しい。これらの3本の指は普通には独立して動くようになっていないようで、いくら練習しても確実にできるようになりそうにない。訓練すれば動くそうだが、この歳だとどうだろう。ということで、練習中に発見した苦肉の策が、ポジション移動して、人差し指を親音にすること。当たり前だけど、今まで気が付かなかった。ポジション移動の手間はかかるけど、トリルはとても楽になった。

今回、初めて、先生に伴奏を付けていただいて、全楽章を確認する。ピアノとの合わせに向けての練習である。休止が短くて飛び出してしまうところが何か所かあった。楽章の最後のテンポの変化、終止部分の音符の長さの合わせ方などの注意を受ける。

第4楽章、75ほどのテンポで弾いているが、これでは、軽快な感じが出ない。4分音符もスタッカート気味に弾くと、少しは軽快感が出るのだが、後一月頑張って、X-day 4月29日までに、もう少し早く弾けるようにしたい。ちなみにハーノイの演奏では、115位で弾いている。リンクしたリンデンの演奏はもっと早くて120位。



CENTURY JAZZ NIGHT2017年03月30日

センチュリー室内楽シリーズVol.2

豊中の新しいホールで、センチュリーのいつもの室内楽4人組による、Century Jazz Night を聴いた。ジャズといいながら、ロック、プログレも含む、バラエティある構成。

プログラムの仕掛け人は当然、荒井英治さん(だと思う)。おじさん4人組モルゴーア・クァルテットでのプログレの演奏は、知る人ぞ知る圧巻だが、ついに、若手をたぶらかして、悪の世界に引きずり込むのに成功したようだ(笑)。

モルゴーアと比べてメンバーが若いし、女性が半分ということで、荒井さんがモルゴーアで弾いているとき以上に嬉しそう。松浦奈々さんも丸山奏さんも、ジャズやプログレにもノリノリで、いつもと違う一面が見えて楽しい。北口さんは一人クールで、これはこれで渋い。

曲は、Turtle Island String Quartet(クロスオーバージャンルの演奏グループ)のレパートリーから、Bach's Lunch, SKYLIFE, Spider Dreamsの三曲。それに、ELPのTrilogy、Monk メドレー、Pink Floyd のAtom Heart Mother Suite、Miles Davis のAll Blues、Dizzy Gillespie のA Night in Tunisia、と盛りだくさん。普段、聴いていないジャンルの音楽に触れることができて、刺激的だった。今後もこのメンバーで演奏したいという荒井さんのお話だったので、是非、ユニットに名前を付けて継続的な活動をして欲しい。

3月28日(火)
豊中市文化芸術センター小ホール

【出演】
荒井英治〔ヴァイオリン〕 日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター
松浦奈々〔ヴァイオリン〕 同コンサートマスター
丸山奏〔ヴィオラ〕 同首席ヴィオラ奏者
北口大輔〔チェロ〕 同首席チェロ奏者

【プログラム】
Bach's Lunch (Danny Seidenberg)
SKYLIFE (David Balakrishnan)
Spider Dreams (David Balakrishnan)
Trilogy (ELP)
Thelonious Monk Medley (荒井英治編)
Atom Heart Mother Suite ( Pink Floyd、荒井英治編)
All Blues (Miles Davis)
A Night in Tunisia (Dizzy Gillespie)
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